【注目株】AGCは北米建築用ガラス事業の譲渡益250億円など注目され大きく出直る

■ファイザー製の新型コロナワクチン原料製造を子会社が受託

 AGC<5201>(東1)は6月16日、大きく出直り、5070円(245円高)まで上げた後も5000円台で強い相場となっている。北米建築用ガラス事業の譲渡を発表しており、5000円台は5月17日以来、約1ヵ月ぶりになる。

 6月15日の取引終了後、北米建築用ガラス事業を米国Cardinal Glass Industries(以下Cardinal社)に譲渡することについて決定し、Cardinal社と合意したと発表。関係当局の承認を最も早く得られた場合には年7月に譲渡が完了する見込みで、譲渡益は約250億円とした。

 AGCは6月8日、米国のバイオ子会社がファイザー製の新型コロナワクチン(米ファイザーと独ビオンテックが開発)の原材料であるプラスミドDNAの製造をビオンテックから受託したと発表している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る