日本電波工は「業界最薄」超低背タイプ水晶振動子の開発に注目集まり2014年以来の高値を更新

■ウェアラブル機器の小型・薄型化、内部部品の高密度化に対応

 日本電波工業<6779>(東1)は6月16日、前引けにかけて1137円(47円高)まで上げて連日2014年以来の高値を更新し、後場も13時30分を過ぎて1127円(37円高)前後で強い相場を続けている。

 同日付で、「業界最薄、1.0x0.8mmサイズ超低背タイプ水晶振動子の開発」を発表し、注目集中となった。発表によると、今般、セラミックパッケージ品では最も低背型となる超低背タイプの小型水晶振動子を開発し(NX1008AB:1.0×0.8×0.25mm Max.)、サンプル出荷を開始した。

 ウォッチ、ワイヤレスイヤホン・補聴器など、ウェアラブル型の機器は小型・薄型化が求められ、内部部品のモジュール化による高密度実装が進んでいるため、従来品の水晶デバイスと同程度のコストでありながら更なる低背化の要求が高まっていくと考えられる、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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