【株式市場】景気敏感株の一角が上げ一服となり日経平均は後場も軟調で反落したがTOPIXは3日続伸

◆日経平均は2万9291円01銭(150円29銭安)、TOPIXは1975.86ポイント(0.33ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億2848万株

 6月16日(水)後場の東京株式市場は、ワクチン職場接種の拡大を受けて引き続き資生堂<4911>(東1)や高島屋<8233>(東1)などが堅調に推移。一方、景気敏感株の一角がダレ模様になり、昨日の相場を牽引した住友不<8830>(東1)などの不動産株も一服模様。日経平均は14時にかけて177円58銭安(2万9263円72銭)まで軟化する場面があり、大引けは持ち直したが3日ぶりに反落した。一方、TOPIXは3日続伸。日経JASDAQ平均も3日続伸し2018年来の高値を更新した。

 後場は、石原産業<4028>(東1)が酸化チタンの値上げなど材料視されて中盤から一段高。トレックス・セミコン<6616>(東1)は次世代パワー半導体材料の量産に成功と日経新聞で伝えられたベンチャー企業のNCT社に出資とされて一段高、元々社内事業で親のような立場とされたタムラ製作所<6768>(東1)は大引けまで買い気配のままストップ高。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は中期計画を好感とされて前引け間際からストップ高を継続。サイバートラスト<4498>(東マ)は取引開始から急伸し、マイナンバーカードなどでの本人確認可能な新サービス開始などが注目されストップ高。

 6月16日新規上場となった全研本社<7371>(東マ)は9時19分に公開価格1350円を12%上回る1506円で初値がつき、高値は前場の1568円、大引けは1506円となった。
 
 東証1部の出来高概算は10億2848万株(前引けは5億957万株)、売買代金は2兆4263億円(同1兆2294億円)。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1213(前引けは1170)銘柄、値下がり銘柄数は876(同882)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、海運、ゴム製品、機械、石油石炭、卸売り、パルプ紙、その他金融、ガラス土石、精密機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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