さくらさくプラスが学習塾3校を運営するVAMOSを完全子会社化

■子どもの「なりたいみらい」の実現に向けて

 東京を中心に認可保育園を展開するさくらさくプラス<7097>(東マ)は、学習塾経営の株式会社VAMOS(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:富永雄輔)の全株式を取得し、2021年6月11日に完全子会社化したと発表。(写真=左:西尾義隆、右:富永雄輔)

 このグループ参画に伴い、同社グループの幼児教育や不動産開発力とVAMOSの学習指導ノウハウの組み合わせで、乳幼児期から就学後の教育連続性によるシナジーと、両社の継続的な事業発展を目指していく。

■両社の継続的な事業発展を目指す

 VAMOSは2009年に創業し、東京都内に中学受験メインの学習塾を3校運営。子ども達の学習以外にかかわる部分の手厚いサポートと、受験合格だけを目標とせず、アクティブラーニングを通じ、自分自身で未来を切り開く学習指導を実施している。子ども一人ひとりに寄り添った個別カリキュラムを用い、少人数制で生徒の自主性を育む授業を展開してきた。

 同社グループは2021年6月現在において、73園の保育園「さくらさくみらい」を運営している。2020年から、就学、さらにその先の人生に繋がる幼児教育を実践できる人材を育むためのプロジェクトを開始。2021年より、子どもたちを自発的な学びへ導き、子ども自身の力で「なりたいみらい」を実現するための幼児教育プログラム「CLiP」(Children Learn in Play)を始動した。

 文部科学省は2020年から新学習指導要領を導入し従来の一斉教育であった学校教育から、「主体的・対話的で深い学び」を推進。「21世紀型スキル」とも呼ばれる、コミュニケーション力、問題解決力、柔軟性など、社会の変化に対応し生き抜くために必要な資質・能力を備え、生き抜く力を持った子どもたちを育む教育が必要だといわれている。

 VAMOSが同社グループに参画することで、乳幼児期から小学校卒業に至るまでの教育を一貫してサポートする体制が整い、こどもたちの「なりたいみらい」の実現のためのシナジーが期待できる。また、同社の強みである不動産事業のノウハウを活かした事業開発により、よりよい不動産活用を実施し、両社の更なる事業発展を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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