USEN-NEXT HOLDINGSグループは「オンライン資格確認」対応顔認証付きカードリーダー『マイナタッチ』の本格納品を開始

■10月から本格運用が予定

 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>(東1)グループのアルメックスは、2021年10月から本格運用が予定されているオンライン資格確認に対応した顔認証付きカードリーダー『マイナタッチ』の各医療機関に向けた本格納品を開始した。

■受付時の資格確認を、簡単・安心・確実に行えるように

 『マイナタッチ』は、社会保険診療報酬支払基金より、マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認対応の顔認証付きカードリーダーとして認証を受けた機器で、医療機関や薬局などの受付時の本人確認や保険資格の確認に活用できるもの。

■紙の公費医療券の読取りやミラーリングモニターの接続も

 本格納品が始まった量産機については、NFCカードリーダーによるICチップの読取り性能向上に加え、OCR機能の読取り率がAI学習により飛躍的に上がっている。また、同社独自機能である紙の公費医療券(ひとり親家庭等医療証・こども医療費受給者証・心身障害者医療費受給資格証)の読取りについては、日本医師会ORCA管理機構などの大手レセコンメーカーや複数のホストメーカーと本格稼働に向け接続準備を開始している。

 その他の独自機能としては、オプションでミラーリングモニターの接続が可能になった。ミラーリングモニターを接続する事により、患者様の操作画面(進み具合)を確認出来るようになる。カウンター内から移動せずに口頭による案内や操作補助を行えるので、職員の業務負荷の軽減につながる。

 今後予定されている機能拡張としては、マイナタッチのトップ画面で一般的なカード型健康保険証の読取りを選択するボタンを追加する。この機能は券面画像から文字を読取り、資格確認端末側にテキストデータを出力する。レセコン、電子カルテ側でこの出力結果を取り込むことで、一般的なカード型健康保険証における職員の手入力の負荷軽減につなげていく。

 将来的には同社が展開をしている再来受付機「APSシリーズ」や、次世代型多機能KIOSK「Sma-pa TERMINAL」との連動・一体化も計画しており、順次機能を拡張していく。

■『マイナタッチ』の特長

・紙の公費医療券や各種証明書等の読み取り
・音声によるやさしい操作案内
・マスクやメガネ装着時の顔認証も可能
・1台のパソコンで複数台の管理が可能
・お子様や車いすの方でも使いやすい設計
・画面は抗菌フィルム採用、本体も抗菌仕様で安心
・ミラーリングモニター(オプション)により窓口の中からでもご案内が可能
・業界最大8インチの大画面
・2.5D赤外線カメラで可能となったなりすまし防止
・Windows10Proでも使用可能
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る