山田コンサルは上昇相場基調は不変、足元では25日線乖離拡大で休息、利回り2.6%
- 2015/6/17 10:23
- 株式投資ニュース
山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)は、去る、12日に4385円と年初来高値を更新。足元では25日線との乖離拡大で4180円前後に調整だが、業績の好いことから4100円接近は押し目買いできそうだ。
各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。中期経営目標としてROE20%以上を掲げ、重点戦略としては大手金融機関・証券会社・地方金融機関・提携会計事務所との連携強化、中堅・中小企業対応M&A関連分野の拡大、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点とした中国・アジア展開の強化などを推進している。
2016年3月期は売上高が前期比6.1%増の90億円、営業利益が同4.9%増の21億10百万円、経常利益が同2.1%減の21億60百万円、純利益が同1.2%増の14億円としている。なお投資・ファンド事業での投資株式の売却損益を見込んでいない。配当予想は10円増配の年間110円(第2四半期末55円、期末55円)で、予想配当性向は37.5%となる。
株価は中期成長力を評価する流れに変化はないだろう。今期予想PER(会社予想の連結EPS292円59銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間110円で算出)は2.6%近辺である。