大阪ガスとGPSSHDは遊休地を太陽光発電所に!再エネ開発の新たな可能性とは・・・

■近年注目が集まっている中小型規模の太陽光発電所開発に遊休地を活用

 大阪ガス<9532>(東1)と、再生可能エネルギー(再エネ)発電に関わる事業を展開するGPSSホールディングス(GPSSHD)は、郊外の空き地や農地、休耕地など日本全国の遊休地を活用した中小型の新たな太陽光発電所の開発、保有および運営を行うことに合意した。(写真=開発予定の中小型太陽光発電所のイメージ)

■日本全国の遊休地を有効活用した再エネ開発

 国内では再エネ発電所の導入拡大に伴い、大型太陽光発電所の新規開発の適地が減少。そこで中小型太陽光発電所が近年注目を集めている。大阪ガスとGPSSHDは遊休地を活用。双方の知見を活かした中小型太陽光発電所の継続的な共同開発を推進していく。大阪ガスが国内で多拠点の中小型太陽光発電所の開発、保有、運営に携わるのは初めて。

■太陽光だけでなく風力や地熱、水力などの事業協力も検討予定

 両社は今後、太陽光発電所の共同開発にとどまらず、風力、地熱、中小水力などの多様な電源種の共同開発や資本提携などを含む、広範な事業協力についても検討を進めていく予定。

■持続可能な社会の実現を目指し、今後も再エネ開発に注力

 Daigasグループは、2021年1月に「カーボンニュートラルビジョン」を策定。2030年度までのマイルストーンとして、自社開発や保有に加えて、他社からの調達も含めて、国内外で500万kWの再エネ電源の普及に貢献するとともに、同社の国内電力事業における再エネ比率を50%程度にすることを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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