住友林業が出直る、新株式発行後の需給を消化し業績予想の増額修正を見直す

株式市場 銘柄

■今12月期の営業利益は従来予想を21%拡大の見込み

 住友林業<1911>(東1)は6月25日、反発基調で始まり、取引開始後は2185円(44円高)まで上げて出直りを強めている。一昨日、業績予想の増額修正と新株発行・株式売出しを発表し、昨日は軟調だったが、今日は改めて買い直されるスタートとなった。

 新株発行は1600万株(発行済み株式総数の10.1%)のため、発表翌日はこれによる需給のゆるみを消化する相場が先行した。一方、今期・2021年12月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は従来予想を21.4%上回る880億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく25.0%上回る600億円の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る