25日上場のステムセル研究所は買い気配のまま公開価格の45%高(午前10時30分現在)

株式市場 IPO 鐘

■「さい帯血」由来の細胞を保管する「細胞バンク事業」など

 6月25日新規上場となったステムセル研究所<7096>(東マ)は、買い気配を上げ続け、取引開始から1時間30分を経過した午前10時30分現在は4060円(公開価格2800円の45%高)で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 1999年8月に民間さい帯血バンクとして設立され、2022年3月期(当期)で第23期となる。主な事業は、出産時の母親の胎盤及び母と赤ちゃんを結ぶ「さい帯」に含まれる「さい帯血」由来の細胞を保管する「細胞バンク事業」。2021年3月には、新しい事業である「さい帯(へその緒)組織保管サービス」の開始を目的に、横浜市に新細胞処理センター(横浜CPC)を開設した。

 2022年3月期の業績見通し(個別、会社発表)は、売上高17.06億円(前期比21.1%増)、営業利益2.0億円(同130.2%増)、当期純利益1.36億円(同118.9%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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