マーチャント・バンカーズは業績予想の大幅増額修正が好感され一段と出直る
- 2021/6/29 12:49
- 業績でみる株価
■販売用不動産の売却などで売上高は予想を43%上回る見込みに
マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は6月29日の前場、5%高の328円(17円高)まで上げて堅調に推移し、一段と出直る相場になった。6月28日の取引終了後、連結業績予想の増額修正を発表し、あらためて好感されている。
今期・2022年3月期の連結業績予想を、売上高は今年5月に公表した通期予想を43.2%上回る26.5億円の見込み(前期比62.1%増)に見直した。
有価証券や販売用不動産の売却により、当第1四半期において、各段階の利益とも通期予算を上回って達成する見通しとなった。これにともない、上半期、通期の業績予想を全体に大幅に増額修正した。
連結営業利益は、同じく今年5月に公表した通期予想を50.0%上回る4.5億円の見込み(同2.05倍)とした。同じく、親会社株主に帰属する当期純利益は76.9%上回る2.3億円の見込みとし、前期の約0.4億円の赤字から大幅に黒字転換する見通しとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)