スターティアHDは「クラウドサーカス」事業子会社の社名をサービス名と統一、ブランディング戦略などに注目集まる
- 2021/7/2 13:28
- 話題株
■指原莉乃さん出演のテレビCMで知名度アップ
スターティアホールディングス(スターティアHD)<3393>(東1)は7月2日の後場1758円(48円高)で始まり、株式分割などを調整した2010年以降の高値1845円(21年6月17日)に向けて出直る相場となっている。
1日、連結子会社でデジタルマーケティングのSaaS総称サービス『Cloud CIRCUS』(クラウドサーカス)事業を行うスターティアラボ株式会社と、スターティアラボの100%子会社Mtame株式会社の合併・商号変更を発表し、主サービスと社名を同一呼称することでブランディング戦略を強化することなどが注目されている。
『Cloud CIRCUS』(クラウドサーカス)は、昨2020年11月にマルチタレントの指原莉乃さんを起用してテレビCMを開始した。
CMでは、サーカスの団長に扮した指原莉乃さんと各ツールのアイコンとなる動物達が耳に残る歌とユニークなダンスで踊る。21年6月12日からは、新CM第3弾として、AR制作ツール『COCOAR』・『LESSAR』篇、電子ブック作成ツール『ActiBook』篇など、動物達が各ツールの特徴を紹介する映像も加わり提供されている。
『Cloud CIRCUS』(クラウドサーカス)は、「驚くほど簡単に顧客を増やせるしくみ」をスローガンに、2015年に提供を開始し、これまで累計20,000件以上の企業の収益拡大における支援を行ってきた。
顧客を増やす5つの課題領域「情報発信」「集客」「顧客体験価値向上」「見込み顧客育成と顧客化」「解約防止・リピート増」を総合して実現、計10種のSaaSツールが入っている。『Cloud CIRCUS』を活用すると、ポスターなどの紙媒体にARを設定し、Webサイトへの誘導を促し、Webサイトの閲覧履歴を計測、自社の製品やサービスに興味がある有望な顧客を割り出し、顧客の関心事に合ったシナリオに基づいて電子メールを送信するといった自動的な販売促進活動が可能になる。社名変更を記念したキャンペーン第1弾も7月1日から開始した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)