エスプールの第2四半期連結決算は売上高18%増加し各利益とも上期としての過去最高を更新

■主力の人材派遣サービスでコールセンター業務など好調

 エスプール<2471>(東1)が7月2日の取引終了後に発表した2021年11月期・第2四半期連結決算(2020年12月~21年5月累計、上期)は、売上高が116.41億円(前年同期比19.3%増)となり、営業利益は11.84億円(同19.5%増)となるなど、売上高・各利益ともに第2四半期累計期間(上期)としての過去最高を更新した。

 主力の人材派遣サービスでは、コールセンター業務が主要顧客内のシェアを着実に伸ばし、売り上げをけん引。障がい者雇用支援サービスは、緊急事態宣言に起因した農園の開設遅れにより、販売の一部が第3四半期以降にずれ込んだものの、大幅な増収増益となった。経常利益は11.97億円(同21.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.80億円(同13.4%増)となった。

 11月通期の連結業績予想は全体に据え置き、売上高は248.0億円(前期比18.0%増)、営業利益は25.0億円(同12.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16.35億円(同3.5%増)とした。売上高、各利益とも連続で最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る