放電精密加工研究所は7月上旬の四半期決算発表に期待強まり次第高

■今2月期は3期ぶりの完全黒字化を想定

 放電精密加工研究所<6469>(JQS)は7月6日、次第高となり、午前11時にかけて5%高の864円(44円高)まで上げて年初来の高値898円(4月7日)に迫っている。7月上旬に第1四半期決算の発表を予定し、今期は3期ぶりの黒字化を想定するため注目度が強まる様子がある。

 金属の高度精密加工法である「放電加工」のパイオニア企業。連結業績は2020年2月期、21年2月期と続けて各利益とも赤字だったが、今期・22年2月期は売上高18%増、完全黒字化を想定している。

 前期決算での今期見通しは、産業用ガスタービン部品の受注が引き続き堅調な見通しで、新型コロナの影響を大きく受けた航空機エンジン部品の生産は徐々にだが回復する見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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