ソフトバンクGは中国企業の海外上場の後退など受け年初来の安値
- 2021/7/9 11:24
- 材料でみる株価
■当面の下支えメドは7000円の大台や24ヵ月移動平均に
ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は7月9日、続落模様となり、午前10時40分過ぎには7157円(223円安)まで軟化、年初来の安値を更新している。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道として、同社が出資する「中国フィットネスアプリ運営の「Keep(キープ)」も米上場を取りやめた」(日本経済新聞7月9日付朝刊)と伝えられたほか、中国政府が中国企業の海外上場を制限する姿勢を見せていることなどが手控え材料とみられている。
当面の下支えメドとしては7000円の大台の水準か、24ヵ月移動平均の水準(8日は6400円前後)との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)