プロルート丸光が後場急伸、新型コロナ治療薬の元となる抗体産生細胞株に関する発表を好感

コロナ 開発

プロルート丸光が後場急伸、新型コロナ治療薬の元となる抗体産生細胞株に関する発表を好感

■「感染を中和する強力な能力を持つ9種の産生細胞株」

 プロルート丸光<8256>(JQS)は7月9日の後場、急伸商状となり、13時過ぎに18%高の308円(48円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2020年11月以来の300円台に進んでいる。新型コロナウイルス治療薬の元となる抗体に関する研究進展を子会社化予定の会社が発表し、注目集中となった。

 ​発表を総合すると、子会社化予定の株​式会社マイクロブラッドサイエンス(東京都千代田区)は、​​6月に提携したVazyme Biotech Co.,Ltd(ヴァゼム社)との契約で、新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株(以下、「産生細胞株」)の日本における開発展開のサポートを独占的に担っている。新型コロナウイルスによる感染を中和する強力な能力を持つ9種の産生細胞株の提供データ評価を完了した結果、ある産生細胞株は、​​直近における世界で流行している変異株に対応できる有望な産生細胞株と想定される事を確認した。

 株価は6月下旬につけた高値を一気に上抜いたため、6月の上げに続く一段高相場が始まったとみることができるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る