【銘柄フラッシュ】ガーラなど急伸し業績予想を増額のTASAKIは高値更新

銘柄フラッシュ

9日は、円相場が反発基調となり、後場は昨日夕方から1円近い円高の1ドル120円30銭台になったため手控え感が強まり、トヨタ自動車<7203>(東1)は後場一段軟化して1.3%安となるなど、主力株に一服感が強まった。ソニー<6758>(東1)は4.0%安の2日続落となり、米国でソニー・ピクチャーズエンタテインメントにサイバー攻撃をしかけたと主張する組織が北朝鮮の金総書記をテーマにしたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開中止を要求したと伝えられ、模様眺めムードが強まった。

半面、好業績株や材料株の物色は活発で、カプコン<9697>(東1)はソニー(6758)のプレイステーション4と通常のパソコンから対戦できる新ゲームを好感して4.1%高となり急反発。日立マクセル<6810>(東1)は次世代電池の「全固体電池」開発に関する報道を材料に5.6%高。図研<6947>(東1)はSMBC日興証券による投資判断が伝えられ5.5%高となり戻り高値。イムラ封筒<3955>(東2)は7.2%高となり、総選挙などのときに動意を強める傾向があり、本日の売買から信用取引の臨時規制が解除されたため早速出直り急反発、ユナイテッド<2497>(東マ)は22.3%ストップ高となり、待ち受け画面アプリのダウンロード数拡大などが言われて急伸、ガーラ<4777>(JQS)は27.9%ストップ高となり、英語圏へのゲーム配信を前に事前登録を開始と発表したことが好感されて2日連続ストップ高となった。

東証1部の値上がり率1位はTASAKI<7968>(東1)の11.8%高となり10月決算の見込みを昨日増額修正したことが好感されて急伸し高値を更新、2位はランド<8918>(東1)の6.7%高となり株価10円台のため1円高でも6%高、3位はシーイーシー<9692>(東1)の6.2%高となり本日第3四半期決算を発表と期待が強まり高値を更新した。

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