【株式市場】NY株の連日最高値など好感され日経平均は一時283円高まで上げ大幅続伸基調

◆日経平均は2万8792円06銭(223円04銭高)、TOPIXは1968.45ポイント(15.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億8062万株

 7月13日(火)前場の東京株式市場は、NY株が3指数とも2日連続最高値を更新したことなどを受け、ソニーG<6758>(東1)が続伸基調となり、米景気拡大期待などから日本郵船<9101>(東1)なども高い。百貨店株も堅調。半導体株は総じて伸び悩んだが、日経平均は144円高で始まり、10時にかけて283円29銭高(2万8852円31銭)まで上げ、前引けも上げ幅200円台を保った。

 デザインワン・ジャパン<6048>(東1)は今8月期の業績予想の増額修正などが好感されて急伸し、ゼット<8135>(東2)は一段高だが米プロ野球大リーグの本塁打競争で大谷翔平選手が1回戦で敗れると伝わると上げ幅縮小。WACAL(ワカル)<4173>(東マ)は四半期決算が好感され値上がり率上位。アジャイルメディア<6573>(東マ)はファンの応援行動とビジネス貢献を可視化する分析モデルが新型コロナ感染分析に役立つ期待など言われ再び急伸。ズーム<6694>(JQS)は業績拡大期待が衰えないようで一段高となり半月ぶりに高値更新。

 東証1部の出来高概算は4億8062万株、売買代金は1兆1033億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1536銘柄、値下がり銘柄数は542銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が上げ、鉱業、海運、保険、その他金融、金属製品、ガラス土石、電力ガス、小売り、繊維製品、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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