【株式市場】円高などで日経平均は1ヵ月ぶり2万円割るが新規上場株は好発進

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万99990円82銭(228円45銭安)、TOPIXは1616.66ポイント(17.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億2396万株

チャート14 18日後場の東京株式市場は、米FOMCの結果を受けたドル安・円高基調が一段強まり、日銀の金融政策決定会合の結果が明日の昼頃にも判明する見込みのため全体に手控える様子があり、日経平均はジリ安となって大引け間際に228円72銭安(1万9990円55銭)まで下げた。終値での2万円割れは5月18日以来。中で、東京電力<9501>(東1)などの電力株が改正電気事業法の成立などを好感して堅調を保ち、バイオ株が活況で東証マザーズ指数も堅調だった。

 本日新規上場となったデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(JQS)はシステム開発企業で、前後場とも買い気配のまま初値がつかず、気配値で上げる場合の本日上限になる2990円の買い気配で終わった。公開価格1300円の2.3倍。また、昨日上場して買い気配のまま初値がつかなかったマーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は本日9時33分に公開価格1500円の2.7倍の4005円で初値が付き、高値は4300円、安値は後場の3610円、終値は3705円。

 東証1部の出来高概算は20億2396万株(前引けは10億1267万株)、売買代金は3兆3006億円(同1兆793億円)。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は330(同532)銘柄、値下がり銘柄数は1479(同1221)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は電力・ガス1業種のみ(前引けは2業種が値上がり)となった。

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