ロームは新事業モデル創出活動や業界最小の新製品などに注目集まり出直り強める

■連日の発表に株価も連日好反応

 ローム<6963>(東1)は7月15日、1万700円(300円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場は1万520円(120円高)で始まり、続伸基調となっている。

 14日付で、スタートアップ企業を対象とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動を開始し新たな事業モデルの創出を加速させると発表し、15日は、業界最小・LiDAR用75W高出力レーザーダイオード「RLD90QZW3」を開発と発表。株価は連日好反応となった。

 スタートアップ企業を対象とするCVC活動では、「社会課題の解決や10年先の成長の種となる新規事業の創出を目指す」とした。同社ホームページには、研究開発方針としてコアテクノロジーを3つ掲げ(「パワーエレクトロニクス」「センサー技術」「AI」)、フォーカスエリアを「オートモーティブ」「インダストリー」「ロボティクス」とするイメージ図が掲げられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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