【株式市場】日経平均はダレ模様で推移し前場下げたまま戻しきれず5日続落

株式市場 取引所

◆日経平均は2万7388円16銭(264円58銭安)、TOPIXは18888.89ポイント(18.24ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億8646万株

 7月20日(火)後場の東京株式市場は、取引開始後に大きく戻した三越伊勢丹HD<3099>(東1)が戻り切れずに再びダレ模様になり、前引けにかけてけっこう持ち直した資生堂<4911>(東1)も再びダレ模様。一方、前場けん引役となったキヤノン<7751>(東1)は終盤一段高。日経平均は13時頃に下げ幅300円を超え、14時半頃には150円安まで回復したが大引けは値を保てず5日続落となった。

 後場は、大黒屋HD<6993>(東2)が一段と強含み、テクニカル的に移動平均との乖離が収束したため今期完全黒字化含みの業績動向を再評価可能になったとされて出直り拡大。フォーライフ<3477>(東マ)は新たに着手した再生住宅事業が好調との見方で出直り継続。ザインエレ<6769>(JQS)は業績予想の総額等好感され出直り拡大。

 7月20日新規上場となったアシロ<7378>(東マ)は9時49分に1480円(公開価格1160円の27.6%高)で初値をつけ、高値は前場の1515円、後場は一進一退となり大引けは1239円。

 東証1部の出来高概算は10億8646万株(前引けは5億4100万株)、売買代金は2兆3942億円(同1兆1941億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は441(前引けは713)銘柄、値下がり銘柄数は1656(同1354)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けも2業種)が上げ、精密機器、食料品、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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