ペプチドリームが大きく出直る、武田薬品グループとの提携一時金など材料視

■今後、最大約35億ドル(約3903億円)を受け取る可能性と

 ペプチドリーム<4587>(東1)は7月27日、続伸基調で始まり、取引開始後に4905円(165円高)まで上げた後の強い推移で出直りを継続している。朝、武田薬品<4502>(東1)との共同研究・新薬開発について発表し、注目集中となっている。

 武田薬品の米国子会社・武田ファーマシューティカルズUSA Inc.との間で共同研究・新薬創製に向けた取り組みを進めると発表した。契約一時金を受領するほか、今後、総額で最大約35億ドル(約3903億円)を受け取る可能性などがあるという。

 株価は今年に入り4500円台、4600円台で下げ止まる展開になっており、直近もこれに近い水準を下値に出直ってきたため、次第に下値が固まってきたとされる。下値不安が後退しつつあるため、次回、好材料が出る局面では一段と株価の反応が良くなるといった期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る