インテージ・ベトナム、WANNA社と業務提携、日本企業の「リモートでベトナム進出」をサポート

■商品PR~口コミ~調査~販売支援をワンストップで

 インテージホールディングス<4326>(東1)のベトナム現地法人であるインテージ・ベトナム(本社:ホーチミン、マネジングディレクター:根岸正実)とWANNA LLC(本社:ホーチミン、代表取締役社長:羽根井豊)が、業務提携を開始した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、ベトナムではオフラインでの購買が減り、消費者が日本企業の商品に触れる機会も減少している。一方、複数回にわたる都市封鎖(ロックダウン)によって在宅時間は増加。自炊の機会も増え、食品を購入することにとどまらず、調理プロセスや「知識のない商品の利用方法を理解しようとすること」への消費者の興味・関心が高まっている。

 そこで、インテージ・ベトナムはWANNA社との業務提携により、日本企業の「リモートによるベトナム進出」をサポート。WANNA社の食に特化したプラットフォーム「TasteShare」とインテージ・ベトナムのサービスにより、商品PRから口コミの拡散、調査、販売までをワンストップで支援する。食品メーカーや生産者を主なターゲットとし、日本の食品の輸出機会を創出。さらに、大手や地域による商品展開の活性化、食品の輸出促進の政策にも貢献していく。

■「TasteShare」を起点にマーケティング活動を支援

 「TasteShare」は食に特化したSNS・アプリ形式のワンストッププラットフォーム。ベトナム国内で2018年3月から、食育を目的としたレシピ動画などを主体に展開。現在は、各種SNSやウェブ、アプリで100万人規模のフォロワー、月間リーチ500万UU(ユニークユーザー)を獲得している。主なユーザーは20・30歳代のベトナム人女性。動画やカロリーを含む栄養素の情報など、食にまつわるトピックを幅広く提供する、ベトナム唯一のサービス。

 この「TasteShare」を活用して、ベトナムの消費者に日本企業の商品をPR。認知向上や使用の促進、口コミの拡散などが可能。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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