JSPは22年3月期1Q大幅増益、通期予想を上方修正

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(決算速報)
 JSP<7942>(東1)は7月30日の取引時間終了後に22年3月期第1四半期連結業績を発表した。需要の回復基調や高付加価値製品の販売好調で増収・大幅増益だった。そして第2四半期累計および通期予想を上方修正した。原燃料価格高騰に対して製品価格改定に努めていることなども勘案すれば、再上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。

■22年3月期1Q大幅増益、通期予想は再上振れの可能性

 22年3月期第1四半期連結業績(収益認識に関する企業会計基準第29号適用)は、売上高が前年同期比8.7%増の269億82百万円、営業利益が71.1%増の15億67百万円、経常利益が87.1%増の15億58百万円、親会社株主帰属四半期純利益が2.0倍の10億96百万円だった。なお特別損失に韓国の連結子会社における「火災による損失」1億27百万円を計上した。

 自動車分野を中心とする需要の回復や、ピーブロックを中心とする高付加価値製品の販売好調などで増収、原燃料価格高騰の影響を吸収して大幅増益だった。押出事業は1.2%減収だが53.5%増益、ビーズ事業は13.2%増収で52.1%増益、その他は31.3%増収で黒字化した。

 第1四半期の好調を受けて、第2四半期累計および通期の連結業績予想を上方修正した。修正後の通期連結業績予想は売上高が21年3月期比11.0%増の1140億円、営業利益が0.3%増の52億円、経常利益が2.2%減の54億円、親会社株主帰属当期純利益が19.3%増の36億円とした。配当予想は据え置いて21年3月期と同額の50円(第2四半期末25円、期末25円)である。

 修正後の通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が23.7%、営業利益が30.1%、経常利益が28.9%と高水準である。下期の利益をやや慎重な見込みとしているようだが、需要の回復基調や高付加価値製品の販売好調に加えて、原燃料価格高騰に対して製品価格改定に努めていることなども勘案すれば、再上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は安値圏でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。7月30日の終値は1612円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS120円77銭で算出)は約13倍、時価総額は約506億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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