ミロク情報サービスは22年3月期1Q小幅減益、通期営業・経常減益予想だが保守的

(決算速報)
 ミロク情報サービス<9928>(東1)は7月30日の取引時間終了後に22年3月期第1四半期連結業績を発表した。売上面は順調だったが、先行投資の影響などで小幅減益だった。通期は営業・経常減益予想(7月13日にpring社の株式譲渡に伴う特別利益計上で当期純利益を上方修正)としている。ただし保守的だろう。上振れを期待したい。株価は軟調展開だが底値圏だろう。出直りを期待したい。

■22年3月期1Q小幅減益、通期営業・経常減益予想だが保守的

 22年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比10.3%増の87億47百万円、営業利益が5.3%減の9億39百万円、経常利益が6.2%減の9億31百万円、親会社株主帰属四半期純利益が1.3%減の5億76百万円だった。収益認識に関する企業会計基準第29号適用の影響額は売上高が76百万円減少、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益が1百万円減少だった。

 売上面では、Windows7サポート終了に伴うPC入れ替え特需の反動減の影響が一巡し、新規顧客開拓などでシステム導入契約売上高が7.7%増収、サービス収入が5.7%増収と順調だった。利益面は先行投資で販管費が増加したため減益だった。

 なお持分法適用関連会社のpring社の保有全株式を譲渡して特別利益が発生するため、7月13日に第2四半期累計および通期の純利益予想を14億30百万円上方修正した。

 修正後の通期連結業績予想は、売上高が21年3月期比9.8%増の374億円、営業利益が11.0%減の40億30百万円、経常利益が11.3%減の40億円、親会社株主帰属当期純利益が43.5%増の38億10百万円としている。配当予想は21年3月期と同額の38円(期末一括)である。

 新型コロナ影響の継続、ソフトウェア提供形態のシフト、先行投資による販管費の増加などを考慮して営業・経常減益予想としている。ただし保守的だろう。第1四半期の進捗率は売上高が23.4%、営業利益が23.3%である。ストック型収益構造などを勘案すれば順調であり、通期上振れを期待したい。

■株価は底値圏

 株価は軟調展開が続いているが底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。7月30日の終値は1571円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS125円17銭で算出)は約13倍、時価総額は約547億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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