■第1四半期、連結営業利益は64%増加、「巣ごもり需要」の.恩恵に期待強い
KADOKAWA(カドカワ)<9468>(東1)は8月2日、急伸し、一時ストップ高の4965円(700円高)まで上げて約1ヵ月半ぶりに上場来の高値を更新した。前週末取引日の7月30日に発表した第1四半期連結決算で営業利益が64%増加し、「電子書籍・電子雑誌は(中略)過去最高の売上高」(決算短信)としたことなどが注目されている。
第1四半期の連結売上高は前年同期比10.7%増の520.34億円となり、営業利益は同63.9%増の58.69億円となった。3月通期の予想は据え置き、予想営業利益は105億円から145億円(前期比26.9%減から0.9%増)。だが、市場関係者からは、新型コロナの感染再拡大により「巣ごもり需要」の.恩恵は強含みで推移するとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)