【株式市場】緊急事態宣言に強い縛りなさそうとされ4~6月好決算株も高く日経平均は大幅反発基調

東京証券取引所

◆日経平均は2万7742円28銭(458円69銭高)、TOPIXは1933.59ポイント(32.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3392万株

 8月2日(月)前場の東京株式市場は、前週末の米シカゴ日経平均先物高や、関東3県と大阪府への緊急事態宣言にこれまでより強い縛りが行われないことなどを受け、日経平均は大きく反発し209円高で始まった。商船三井<9104>(東1)が4~6月期の決算好調など連日好感されて一段高となり、海外半導体株の好決算などが意識され東京エレク<8035>(東1)などの半導体関連株も高い。日経平均は11時にかけて489円71銭高(2万7773円30銭)まで上げ、前引けも大幅高となった。

 イーグランド<3294>(東1)や理想科学<6413>(東1)が四半期決算と業績予想の増額修正、自社株買いの発表を材料に急伸。パレモ<2778>(東2)は西松屋チエによる株式取得が材料視されストップ高。Aiming<3911>(東マ)は四半期黒字化などが注目されて急伸。ニッポン高度紙<3891>(JQS)は業績予想の増額修正などで急伸。

 東証1部の出来高概算は5億3392万株、売買代金は1兆2659億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1797銘柄、値下がり銘柄数は330銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が上げ、空運を除く全業種が高くなり、海運、ガラス土石、パルプ紙、金属製品、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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