星医療酸器が一段高、新型コロナ自宅療養の拡充方針を受け需要増加など期待

銘柄フラッシュ

■コロナ再拡大を受け医療現場の対応ひっ迫も材料視される

 星医療酸器<7634>(JQS)は8月3日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の4100円(300円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに4000円台に乗り、年初来の高値を更新している。政府が新型コロナ感染者の医療体制について、自宅療養の拡充を進める方針と伝えられ、関連株として注目集中となっている。

 酸素などの医療用ガス製造、在宅酸素療法機器、在宅人工呼吸機器、などを手掛ける。政府が2日開催した新型コロナウイルスの医療体制に関する関係閣僚会議で、「入院の対象を重症者や重症化リスクがある人とする方針を決めた。それ以外は自宅療養を基本とする」(日本経済新聞8月3日付朝刊より)と伝えられ、需要拡大への期待が強まった。第1四半期決算の発表は例年8月10、11日頃が多い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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