大丸エナウィンは連日ストップ高、「在宅酸素」療法など提供し注目強まる

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■星医療なども高い、新型コロナ患者の在宅・入院に関する政府方針を受け切実感

 大丸エナウィン<9818>(東2)は8月4日、2日続けてストップ高となり、取引開始後まもなく気配値のまま2169円(400円高)に達した。政府が新型コロナ患者の入院に関する方針を打ち出したことを請け、在宅医療関連事業が注目されており、値がつけば上場来初の2000円台になる。

 在宅療法のひとつとして「在宅酸素療法」を提供している。酸素吸入をしながら日常生活を送れるよう、「酸素濃縮器・携帯用ボンベ等を患者様の生活能力に応じ、機種の選択を主治医の先生と相談しながら提供」。「患者が日々安心して生活できるようサポート」(同社ホームページより)するとしている。

 政府が新型コロナ患者の在宅・入院に関する新方針を打ち出したことを請け、このところの株式市場では在宅医療にかかわる星医療酸器<7634>(JQS)、フクダ電子<6960>(JQS)などが連日活況高となっている。株式市場関係者の中にも、「明日はわが身だけに、この物色テーマには切実感がある」として注目を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る