【株式市場】日経平均は一時153円安から持ち直す、鉄鋼など好決算株が高い

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◆日経平均は2万7603円57銭(38円26銭安)、TOPIXは1926.31ポイント(4.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億601万株

 8月4日(水)前場の東京株式市場は、好決算や業績予想の増額修正などを受けて日本製鉄<5401>(東1)、ダイキン工業<6367>(東1)などが活況高となり、一足先に発表した商船三井<9104>(東1)などの海運株も続伸、川崎近海汽船<9179>(東2)は高値更新。ただ、日経平均は軟調で、9時30分頃の153円09銭安(2万7488円74銭)を下値に持ち直したが前引けは戻しきれなかった。

 TDCソフト<4687>(東1)は第1四半期決算が好感されて東証1部の値上がり率トップ。山崎製パン<2212>(東1)は第2四半期決算の増益転換などが好感されて高い。大丸エナウィン<9818>(東2)、星医療酸器<7634>(JQS)は政府の新型コロナ「自宅療養」方針などが材料視されて連日急伸。

 東証1部の出来高概算は5億601万株、売買代金は1兆1000億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は636銘柄、値下がり銘柄数は1419銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が上げ、鉄鋼、海運、鉱業、石油石炭、機械、空運、証券商品先物、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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