【株式市場】日経平均は一時157円高まで上げ好決算の鉄鋼、海運や半導体株など高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7678円79銭(94円71銭高)、TOPIXは1926.39ポイント(4.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7442万株

 8月5日(木)前場の東京株式市場は、日本郵船<9101>(東1)など相次いで業績予想の増額修正や増配を発表した海運株が一段高となり、米半導体株指数の連日最高値を受けて東京エレク<8035>(東1)などは出直りを拡大。日経平均は小安く始まった後すぐに切り返し、9時40分頃にかけて157円47銭高(2万7741円55銭)まで上げた。一方、新型コロナの医療体制に関する不安感はあるようで、前引けにかけては上げ幅を縮めた。

 インテリジェントウェイブ<4847>(東1)が6月決算と中期計画など好感されて活況高。日本化学産業<4094>(東2)は四半期決算と業績予想の増額など好感され急伸。アジャイルメディアN<6573>(東マ)は1位株主の投資会社による株式買い増しが材料視され急伸。ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQS)は業績予想の増額・黒字化など好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7442万株、売買代金は1兆876億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は880銘柄、値下がり銘柄数は1159銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、海運、鉄鋼、精密機器、その他製品、保険、その他金融、証券踵腓先物、機械、卸売り、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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