大和ハウスは急激に切り返す、米戸建住宅会社の子会社化など評価し直される
- 2021/8/11 09:30
- 業績でみる株価
■10日は決算発表後に下げ4%安となったが11日朝は一気に5%高
大和ハウス工業<1925>(東1)は8月11日、急反発で始まり、昨10日の4%安(132円安の3259.0円)に対し取引開始後は5%高の3428.0円(169.0円高)と切り返している。昨10日は14時の第1四半期決算発表後に値を消したが、底堅い決算だったこと、米子会社による米戸建住宅事業会社の子会社化などが評価し直される様子になった。
第1四半期の連結売上高は前年同期比3.1%増の9206.58億円となり、営業利益は同4.9%減の584.4億円だった。また、完全子会社であるDaiwa House USA Holdings Inc.が、米国において戸建住宅事業を行うCastleRock Communities, L.P.(キャッスルロック社)の持分保有者との間で持分取得契約を締結し、同社を子会社化することを発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)