コーユーレンティアはワクチン接種会場や五輪会場向け事業が改めて注目されストップ高
- 2021/8/11 13:52
- 業績でみる株価
■レンタルサービスを提供し通期の業績予想を増額修正
コーユーレンティア<7081>(JQS)は8月11日、ストップ高の急伸相場となり、前場にストップ高の1456円(300円高)で売買された後そのまま買い気配。後場は13時を過ぎても値がついていない。10日の夕刻に第2四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、新型コロナワクチン接種会場やオリンピック会場の設営・運営にかかわっていることが再認識された様子もあり、注目集中となった。
第2四半期の連結営業利益(2021年1~6月・累計)は、「ワクチン接種会場や政府主導の事業者向け経済対策に伴うBPОオフィス向けにFF&Eレンタルサービスを提供し、保有するレンタル資産の出荷が大幅に増加」(決算短信より)し、前年同期比38.5%増加して12.03億円となった。
12月通期の予想連結営業利益は従来予想を26.7%引き上げて19.0億円の見込みとした。「第3四半期以降の業績は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の需要が一段落し、イベント関連の需要が平準化に向かうものの(中略)想定よりもプラスの影響が大きい」(同)とした。ワクチンの3度目の接種に向けた議論が本格化すれば再び追い風になるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)