Jトラストの第2四半期決算は営業利益が通期計画を30%超過達成、今後の動向などに注目集まる

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■3月通期の予想は現段階で据え置いたが上振れ部分など未反映

 Jトラスト<8508>(東2)は8月12日の夕刻、第2四半期の連結決算(2021年1~6月・累計、IFRS)を発表し、営業収益は前年同期比3.3%増の223.40億円となり、営業利益・税引前利益・四半期利益は大幅に黒字化し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同8.8倍の38.94億円となった。

■主要金融事業は全て通期計画を上回って推移

 日本金融事業、韓国及びモンゴル金融事業、東南アジア金融事業の主要金融事業が計画を上回る水準で推移した上、投資事業の増益が加わり、営業利益は前年同期の10.4億円の赤字に対し71.60億円の黒字となり、据え置いた通期予想の55.03億円を3割超過達成した。税引前利益も前年同期の10.5億円の赤字に対し75.65億円の黒字となった。

 3月通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は55.03億円の黒字、税引前利益は82.55億円の黒字、親会社の所有者に帰属する当期利益は20.0億円の黒字。た同社によると、主要金融事業は全て通期計画を上回って推移しているが、この業績予想には、計画を上回っている上振れ部分と裁判判決回収分のうち約12ミリオンUSDは通期計画に未反映、とした。8月10日に開示した月次の内容も好調であり、このような点が、通期計画に今後どのように反映されるか注目が集まる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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