ケイアイスター不動産がストップ高、第1四半期の大幅増益と業績、配当予想の増額修正など好感される

ストップ高 上がる 高い

■9月中間配当は前年同期比71円増の115円に

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は8月13日、朝方から買い気配のままストップ高の6130円(100円高)に達して推移し、本日は午前11時現在まだ売買が成立していない。12日に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、業績・配当予想の大幅な増額修正も発表。値がつけば約1ヵ月ぶりに上場来高値を更新する相場になっている。

 8月12日の取引終了後に第1四半期の連結決算(2021年4~6月)などを発表し、ITインフラの活用による生産性向上や木材調達の工夫などにより、売上高が第1四半期として過去最高の432.61億円(前年同期比53.8%増)となった。営業利益は52.74億円(同5.2倍)となるなど、各利益とともに大幅な増益となった。

 これらを受け、3月通期の連結業績予想は、売上高を従来予想と同額の1850億円とした以外は全体に大幅増額修正し、営業利益は従来予想を29.9%上回る200億円に見直した。売上高、各利益とも連続最高を更新することになる。

 配当は、第2四半期末(9月中間配当)を1株につき115円(従来予想比15円増、前期比では71円の増配)の予定とし、期末(3月期末配当)も同115円(同15円増、前期比では20円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る