富士フイルムHDが上場来の高値に迫る、第1四半期の大幅増益と通期予想の増額など好感

銘柄

■NY市場でも発表後に上げ買い安心感
   
 富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は8月16日、一段高で始まり、取引開始後は8334円(358円高)まで上げ、7月につけた上場来の高値8428円に向けて出直っている。13日に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、3月通期の予想を増額修正。NY株式市場でも発表後に上げ、注目が再燃した。

 第1四半期の連結決算(2021年4~6月、米国基準)は、売上高が前年同期比27.7%増加し、営業利益は同2.8倍となった。3月通期の連結業績予想は、営業利益を従来予想比11.1%増額し、株主に帰属する当期純利益は同23.1%増額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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