【株式市場】日経平均は前場536円安となり安値引け、四半期好決算銘柄などは高い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7441円12銭(536円03銭安)、TOPIXは1922.50ポイント(33.89ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億4524万株

 8月16日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が171円安で始まったあと何度か大きく下押し、前引けは536円03銭安(2万7441円12銭)の安値引けとなった。前週末のNYダウは最高値に進んだが、週明けの円相場は米消費動向指数などを受けて円高となり、自動車、鉄鋼、機械、電気精密株などが安い。一方、米景気への期待から日本郵船<9101>(東1)などは高い。

 四半期決算が大幅増益となり業績予想を増額した富士フイルムHD<4901>(東1)やシチズン時計<7762>(東1)が活況高となり、第2四半期決算が好調だった建設技術研究所<9621>(東1)も活況高。小池酸素<6137>(東2)はパルスオキシメーター関連の軽量株とされて、大丸エナウィン<9818>(東2)は在宅医療関連とされて再び一段高。星医療酸器<7634>(JQS)は一段高。ブシロード<7803>(東マ)は株式分割、自社株買い、株主優待の開始を発表し急伸。

 東証1部の出来高概算は5億4524万株、売買代金は1兆2172億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は232銘柄、値下がり銘柄数は1888銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした指数は海運1業種のみ。下落率の大きい業種は、サービス、その他金融、パルプ紙、石油石炭、倉庫運輸、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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