東和薬品は70周年記念品や大幅増益が好感され2019年来の高値に迫る

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■第1四半期の営業利益は34%増加し通期予想の36%を確保

 東和薬品<4553>(東1)は8月18日の後場寄り後、3090円(50円高)前後で推移し、2日前につけた2019年以来の高値3115円に向けて出直っている。12日に「創業70周年記念品の贈呈」を発表し、第1四半期の好業績とともに買い材料視されている。

 2021年6月1日に創業70周年を迎えたことを記念し、同年9月30日時点の株主名簿に記載又は記録された100株(1単元)以上株主を対象に、保有株式数に応じてクオカードを贈呈する。

 第1四半期(2021年4~6月)の連結決算は売上高が前年同期比13.3%増加し、営業利益は同33.7%増の61.8億円となるなど大幅な増収増益だった。3月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は174億円。第1四半期の段階でこの36%を確保したため、進ちょく率が注目された。傾向的なジリ高相場をイメージして臨む投資家が少なくないようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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