【株式市場】ギリシャ問題の懸念後退し材料株も高く日経平均など高値更新
- 2015/6/23 12:01
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは2万758円68銭(330円49銭高)、TOPIXは1673.84ポイント(25.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し14億9146万株
23日前場の東京株式市場は、ギリシャ問題を巡るEUの緊急首脳会議を受けてユーロ高・円安になったことなどが好感され、日経平均は時間とともに上げ幅を拡大し、11時頃には336円96銭高(2万765円15銭)まで上げて5月28日につけた2000年以来の高値(2万655円33銭)を更新した。前引けは330円49銭高(2万758円68銭)。業種別指数は全業種が上げ、電機・精密、などが高いほか銀行、保険などの上げが目立ち、日本航空<9201>(東1)が牽引して空運も高い。東証マザーズ指数は年初来の高値を更新し、日経JASDAQ平均は2006年以来の高値に進んでいる。
さが美<8201>(東1)などの着物・和装関連株やネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)などのセキュリティ関連株も高く、トランスジェニック<2342>(東マ)などのバイオ関連株も総じて高い。
東証1部の出来高概算は増加気味になり14億9146万株、売買代金は1兆4432億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は1350銘柄、値下がり銘柄数は395銘柄となっている。