第一三共はアストラゼネカ製新型コロナワクチンの使用開始など材料視され戻り高値に進む
- 2021/8/23 10:03
- 材料でみる株価
■新型コロナワクチン開発でも3月に臨床試験を開始
第一三共<4568>(東1)は8月23日、続伸基調で始まり、取引開始後は2590.0円(74.0円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンを製造委受託し、神奈川県が8月30日からアストラゼネカ製ワクチンの接種を開始すると伝えられるなどで、週明けはアストラゼネカ製の使用が始まることが買い材料視されている。
また、同社はmRNA新型コロナワクチン開発も進めており、2021年3月に臨床試験を開始した。早期供給開始に向けて整備を進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)