【銘柄フラッシュ】ナイガイが急伸しトランスジェニックは連日ストップ高
- 2015/6/23 17:11
- 株式投資ニュース
23日は、午前中に株主総会を開催したソニー<6758>(東1)が午後は一段ジリ高となり2.6%高。同じくシャープ<6753>(東1)は朝方に6円安の160円まで下げて年初来の安値を1円割ったが、午後は161円を下値に底堅く大引けは163円で1.8%安。昨日合弁新会社を発表したオンワードホールディングス<8016>(東1)は5.2%高、ラオックス<8202>(東2)は5.2%高となり、ともに期待が膨らむ相場になった。
ナイガイ<8013>(東1)はオンワードHDとラオックスの合弁発表を聞いて連想買いが入ったとの見方で一時30円円高の46.9%ストップ高となり、井筒屋<8260>(東1)はインバウンド消費(訪日外国人観光客による消費)効果への期待などで41.7%ストップ高。もっとも、本日は株価2ケタ株や100円ソコソコの株の値動きが活発で、エコナックホールディングス<3521>(東1)は11.5%高の68円、東京衡機<7719>(東2)は8.5%高の51円など、日経平均が今年最大の上げ幅となる381円高となって2000年以来の高値を更新するなど、全体相場が再び上値を追ってきたため物色が広がったようだ。
このところ連日急騰の着物関連株は、さが美<8201>(東1)が前場一時3日連続ストップ高の32.8%高まで急伸したが、14時に特別損失を発表したため一気に値を消して大引けは10円安の4.1%安。堀田丸正<8105>(東2)も急速に値を消して0.9%安。ただ、さが美の特損は第1四半期の計上で、中間、通期の見通しは据え置いた。
トランスジェニック<2342>(東マ)は遺伝子改変マウスや経産省の北海道内のバイオ産業振興に向けた取組への参画を連日発表し4日連続ストップ高の19.7%高。ファーマフーズ<2929>(東マ)はニワトリ由来抗体医薬品に関する発表などが好感されて18.6%ストップ高。ジグソー<3914>(東マ)は4月上場のためセキュリティ関連株の中で新鮮味などが言われて13.6%高となり高値を更新。Aiming<3911>(東マ)は14時にポジションちぇんじバトルRPG「ひめがみ絵巻」をを発表して5.1%高となり、、データリンクス<2145>(JQS)はマイナンバーなどへの期待で20.6%ストップ高となった。