Jトラストはキプロスでの訴訟も材料視される展開で3日続伸基調
- 2021/8/25 10:06
- 材料でみる株価
■先に発表した第2四半期連結決算は営業利益が通期計画を上回る
Jトラスト<8508>(東2)は8月25日、3日続伸基調となり、取引開始後は4%高の352円(14円高)まで上げ、下値圏からの出直りを続けている。直近の会社側発表としては、グループのJトラストアジアが地中海のキプロスで約130百万米ドルの訴訟を提起したとの8月20日付開示があり、株価はその後3日続伸基調。買い材料視されている。
先に発表した第2四半期連結決算は、日本金融事業、韓国及びモンゴル金融事業、東南アジア金融事業の主要金融事業は計画を上回る水準で推移し、営業利益が通期計画を30%上回る着地となった。通期の業績予想は据え置いたが、上振れる期待が強い決算だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)