【株式市場】日経平均は後場も堅調で反発、鉄鋼、海運、商社など上げ出来高増加

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◆日経平均は2万7789円29銭(148円15銭高)、TOPIXは1950.14ポイント(21.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場増えて10億2174万株

 8月30日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた海運株が高値圏で一進一退に転じた一方、鉄鋼株が一段ジリ高となり、住友商事<8053>(東1)なども一段高。日本航空<9201>(東1)などの空運株、三越伊勢丹HD<3099>(東1)なども一段ジリ高となった。日経平均はジリ高となって再び上げ幅を広げ、大引けは反発した。東証1部の出来高が7月20日以来の10億株台を回復した。

 後場は、鉄鋼株の上げが目立ち、米国景気への期待や鉱石高による製品値上げへの期待などが言われ、JFEホールディングス<5411>(東1)は年初来の高値を更新。シャルレ<9885>(東2)はコロナ禍を機にネット通販の拡大に勢いとの見方で再び上値を指向。ANAP<3189>(JQS)も更なる拡大期待などで出直り幅を拡大。グローバルウェイ<3936>(東マ)は業績予想の増額が好感され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は後場増加し10億2174万株(前引けは4億5087万株)、売買代金は2兆4575億円(同1兆768億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1853(前引けは1707)銘柄、値下がり銘柄数は279(同380)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは31業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、海運、非鉄金属、ガラス土石、鉱業、卸売り、石油石炭、繊維製品、不動産、機械、倉庫運輸、その他金融、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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