NECは東京都杉並区へ「IoT街路灯システム」を納入
- 2021/8/30 16:27
- プレスリリース
■河川のリアルタイム映像配信や冠水センサー活用による水害対策を実現
NEC<6701>(東1)は、杉並区におけるリアルタイムな河川監視や道路冠水の把握のため、神田川沿いやJR阿佐ヶ谷駅の駅前広場などを対象とした「IoT街路灯システム」を杉並区に納入した。同システムは、2019年8月から12月までの間に杉並区内で実施した実証実験の評価・検証を踏まえ、2021年8月から運用開始するもの。
近年、増加している集中豪雨や大型の台風による急激な河川の増水など都市部における水害対策が課題となっており、杉並区では安全・安心なまちづくりのため、河川の氾濫や道路の冠水などの水害に対するより一層の対策が求められている。
NECがスマート街路灯の開発・提供を通じて培ってきたセンサー技術と無線ネットワーク技術、およびNECのクラウド型スマート街路灯管理システムの活用により、街路灯に設置したカメラや冠水センサーの情報だけでなく、設置場所・年数や設置機器の稼働状況などの情報も合わせてクラウド環境に収集・一元管理できるため、区民の安全確保や区職員の業務効率化に貢献する。
1.河川の状況をリアルタイムに映像配信
2.道路の冠水センサーによるアラート発信
3.用途に応じたネットワーク利用による運用コストの削減
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)