海運株が切り返し連日高値、業績好調で米国景気の回復期待など背景に

株式市場 銘柄

■商船三井など朝方は反落したが次第に上値を追い物色の旺盛さ見せつける

 商船三井<9104>(東1)は8月31日、朝方の8080円(160円安)を下値に切り返し、午前11時過ぎには8490円(250円高)まで上げて株式併合など調整後の株価で2008年以来の高値を連日更新している。朝方は反落模様だったが、業績好調に加え、米国景気の回復期待、世界的なコンテナ船不足などによる運賃上昇観測などがあり、物色意欲の旺盛さを見せつけている。

 日本郵船<9101>(東1)も朝安のあと切り返して高値を更新し、川崎汽船<9107>(東1)も切り返して高値に迫っている。アフガン情勢を受け「遠くの戦争は買い」といったジンクスを持ち出して注目する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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