■42号ホームランでさらに「大谷翔平効果」に期待
米メジャーリーグ・エンジェルスの大谷翔平(27)選手は、8月30日(日本時間31日)、本拠地ニューヨーク・ヤンキース戦で2番・DHで先発出場。5回の第3打席で、3試合ぶりに今シーズン42号となるホームランを放った。本塁打でリーグ2位のゲレーロJr.に4本リードとした。打ってはリーグのトップを独走し、 投げては8勝 、走っては20盗塁と実力をいかんなく発揮している。早くも今年のMVP(最優秀選手)候補のトップにノミネートされ、投手部門の最高の名誉となるサイ・ヤング賞の受賞も観測された。この夏、残りの夏の株式相場は、大谷翔平効果を期待して関連株に投資するのもおもしろそうだ。
■グローブ、バットの野球用具関連も期待
「大谷翔平」関連株は、まず大谷選手が使用し身につけている野球用具関連となる。かつてアシックス<7936>(東1)は、同選手が使用しているのとまったく同じデザインで仕様のスパイク、グローブ、バット、バッティング手袋をセット(バックセット)としてオンラインストアで販売したことがあり、デサント<8114>(東1)の野球用アンダーシャツは同選手が高校時代から愛用していたといわれている。両社株とも、投資採算的には割高だが、アシックスは、今年8月13日に今12月期業績を上方修正し、デサントも同じく8月6日に今3月期業績の上方修正、増配を発表しており、再度の上値評価も期待される。折を見て野球用品で知られるゼット<8135>(東2)も注目されるだろう。
■CM出演銘柄・企業広告出演銘柄も外せない
テレビCMに大谷選手が出演した銘柄も意識されそうだ。ウオッチ広告のセイコーホールディングス<8050>(東1)、プロテイン飲料の明治ホールディングス<2269>(東1)、ドリンク剤の大正製薬ホールディングス<4581>(東1)、野球ゲームのコナミホールディングス<9766>(東1)のほか、企業広告では子会社銀行関連の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)、JAL<9201>(東1)、フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東1)、オープンハウス<3288>(東1)などが該当する。大リーグ移籍前に傘下球団に所属し企業広告にも出演した日本ハム<2282>(東1)も外せない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)