テルモは欧州での学会発表や証券会社の目標株価が買い材料視され高値を更新
- 2021/9/1 14:31
- 株式投資ニュース
■8月下旬、抗血小板療法に関する試験結果を欧州心臓病学会で発表
テルモ<4543>(東1)は9月1日、後場も一段ジリ高となり、13時過ぎには4697円(100円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値に進んでいる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を5900円に300円引き上げたと伝えられたほか、8月31日付で、抗血小板療法に関する試験結果を欧州心臓病学会で発表したとのプレスリリースをホームページに掲示しており、買い材料視されたとみられている。
8月27日から30日に開催されたEuropean Society of Cardiology 2021(欧州心臓病学会)で、高出血リスク患者における最適な抗血小板療法を検証した「MASTER DAPT」試験の最終結果を発表し、同時に、New England Journal of Medicine誌、およびCirculation誌にもサブグループ解析論文が公表されているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)