【株式市場】日経平均は後場も大幅高のまま一段と強含み3日続伸、製紙、金融株など高い

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万8451円02銭(361円48銭高)、TOPIXは1980.79ポイント(20.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は回復し10億8266万株

 9月1日(水)後場の東京株式市場は、衆議院の解散から投票日にかけて日経平均は上げるケースが多いとされ、首相は解散を否定と伝えられたが日経平均は一段強含みながら推移し、大引けにかけて368円13銭高(2万8457円67銭)まで上げ、ほぼ高値引けとなった。NTT<9432>(東1)がデータセンター事業を拡大する方針との報道などで大引けにかけて再上昇。太陽誘電<6976>(東1)も一段ジリ高。日経平均は2日続けて上げ幅300円超で3日続伸となった。

 後場は、大王製紙<3880>(東1)がプラスチック代替製品への期待や業績拡大への評価再燃とされて一段と上げ、ヴィスコ・テクノ<6698>(東2)は半導体不足と世界的な増産機運などが材料視され一段高。ビートレンド<4020>(東マ)はモバイルオーダーなど飲食店のDX化支援が好調とされ前場の高値圏で強調推移。リビングP<7091>(東マ)は北海道の介護事業会社へのM&Aが材料視され一段と上げストップ高。ネクスG<6634>(JQS)は筆頭株主フィスコ<3807>(JQS)の業績予想増額・株高から連想波及とされ一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は回復し10億8266万株(前引けは5億5763万株)、売買代金は2兆7721億円(同1兆4617億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1548(前引けは1484)銘柄、値下がり銘柄数は532(同601)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは31業種)が上げ、値上がり率上位は、パルプ紙、空運、証券商品先物、保険、銀行、その他製品、ガラス土石、医薬品、機械、電気機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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