【株式市場】NY最高値など好感され日経平均は一段高、TOPIXが一時2000ポイント回復

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8787円35銭(243円84銭高)、TOPIXは1999.39ポイント(15.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億6952万株

 9月3日(金)前場の東京株式市場は、NY株の半導体株高、S&P500、NASDAQ最高値更新などを受け、東京エレク<8035>(東1)などの半導体関連株などが一段高となり、米景気回復期待などで鉄鋼株や商社株、海運株などもしっかりとなった。日経平均は取引開始から2時間ほどは150円高の2万8700円前後で強もみ合いを続けたが、前引けにかけては一段高となり292円06銭高(2万8835円57銭)まで上げた。TOPIXは一時2000ポイント台を回復した。

 米半導体株高を受けレーザーテック<6920>(東1)が上場来高値を更新。アイロムG)<2372>(東1)は新規ゲノム編集技術に関する特許が好感され活況高。大運<9363>(東2)は大阪のカジノIR誘致期待や万博需要への期待などが言われて出直り拡大。ブロードマインド<7343>(東マ)はセブンーアイ系の保険ショップ運営に関する提携が好感されストップ高買い気配。三ッ星<5820>(JQS)は今期の大幅増益見通しなどへの評価が衰えない様子でV字急反発。

 東証1部の出来高概算は4億6952万株、売買代金は1兆2823億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1556銘柄、値下がり銘柄数は505銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が上げ、鉄鋼、石油石炭、医薬品、鉱業、電気機器、非鉄金属、機械、化学、その他金融、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る