クリナップが年初来の高値に迫る、普及価格帯システムキッチンの新展開などに期待強まる

ラクエラ

■第1四半期の好業績に更なる業績上乗せの期待

 クリナップ<7955>(東1)は9月6日、再び出直りを強め、5%高の588円(26円高)まで上げて年初来の高値600円(今年4月19日)に迫る相場となっている。8月初に発表した第1四半期連結決算(2021年4~6月)が売上高22%増加など好調だった上、9月1日から、普及価格帯システムキッチン「ラクエラ」のデザイン性を強化し、基本プランを見直して受注受付を開始した。更なる業績上乗せなどに期待が出ている。

 第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比22%増加し、各利益とも前年同期比で大きく黒字化して注目された。

 9月から新展開を始めたシステムキッチン「ラクエラ」は、2008年の発売以来、「キッチンは家具と考える」をコンセプトとし、今回はトレンドの艶消し仕上げを施したシリーズを加え、11色の新色を含む、30色の扉カラーラインナップとしたほか、人気の高い薄型で掃除のしやすいレンジフードや間口82㎝の大型シンクを、あらかじめ標準搭載とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る