戸田工業が11%高、トヨタ自動車の次世代電池開発投資など買い材料視の見方

銘柄

■トヨタ、7日に「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」を開催

 戸田工業<4100>(東1)は9月8日、時間とともに上げ幅を広げ、取引き開始から1時間になる午前10時過ぎには11%高の3410円(335円高)まで上げて大きく出直っている。高機能リチウムイオン二次電池材料で知られ、トヨタ自動車<7203>(東1)が7日開催した「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」で電動車(FV)用の次世代電池開発に1兆5000億円規模の大規模投資を行う計画を明らかにしたため、関連銘柄として注目が強まったとみられている。

 業績は好調で、8月4日に第2四半期と3月通期の業績予想の増額修正を発表した。株価は8月16日につけた2018年以来の高値3550円に向けて出直っており、再騰相場に発展する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る